メンバーインタビューその1:寿々木ここね

2018/2/07

メンバーインタビューその1:寿々木ここね

──ここねさんが、SAKA-SAMAに入ろうと思ったきっかけを教えてください。

 

寿々木ここね(以下、ここね) : もともと可愛い服が好きでインスタグラムに自撮りを載せていたんです。そしたら、とある洋服のお店の方に声かけていただいて、SAKA-SAMAに紹介していただくことになりました。

 

──元々、アイドルに興味があった訳ではなかった?

 

ここね:いつかなりたいなとは思っていて。幼稚園の卒園の時、将来の夢に「アイドル」って書いていました。歌うことが好きで、家でもずっと歌っていたんです。今でも家で1人になるとずっと歌っています。

 

──鼻歌みたいな感じ?

 

ここね:いや、普通に歌っています(笑)。「今日のご飯おいしかったなー」みたいなその時その瞬間の曲だったり、「アイカツ」の歌とかを無意識に歌っちゃう。よく妹に歌わないでって言われます(笑)。

 

──(笑)。習い事はしていたんですか?

 

ここね:兄の影響で、幼稚園の途中から小学校中学年までヒップホップ・ダンスをしていました。練習は頑張っていたんですけど、できなくていつも泣いていました。

 

──小学校はどんな生活を送っていたんでしょう?

 

ここね:ずっと目立ちたがり屋の性格だったんですけど、6年生の途中でちょっとした事件があって。今思い返したら大したことはないんですけど、仲良かった友だちに「私が誰かの悪口を言っていたよ」みたいな嘘をまかれちゃって。それでハブられたり。すごくつらくて、学校では空気になっていました。中学に入っても友だちがいなかったし、記憶がほとんどないです。楽しいことが何もなかった。

 

──部活はやっていた?

 

ここね:クラシック・ギターと卓球部を兼部していました。見学でクラシック・ギターを観に行ったら弾いている人がかっこよく見えて入ったんです。卓球は、中2の時に卓球部の人から「大会で人数が足りないから入って」って言われて入りました。小学校のときに卓球を習っていたんです。

 

──クラシック・ギターはずっと続けたの?

 

ここね:先輩が卒業してからほとんど幽霊部員になってしまったんですけど、クラシック・ギターの顧問が数学の先生で。私は数学が苦手だったので、仲良くなったら数学の成績は悪くしないかなと思って、先生と仲良くする努力をしていたら、部長を頼まれちゃいました(笑)。それでやるしかないなあって。

 

──空気になろうという発言がありましたけど、部活をしたり、ちゃんと学校には行けていたんですね。

 

ここね:学校は絶対に休んじゃいけないものと思っていたので全く休まなかったです。自分でも不思議だけど、1回も不登校にはならなかったです。

 

──負けないぞって気持ちがあった?

 

ここね:うーん。ハブってきた人たちに対する気持ちはなかったんですけど、休んだらもう行けなくなるんじゃないかなと思っていたのかなって。

 

──心の底では、みんなと仲良くしたい気持ちはあった?

 

ここね:いや、なかったですね。全然おもしろい人がいなかったから、別に話が合わないならいらないかなあと思っていました。

 

──高校に入ってからは、息苦しい感じはなくなった?

 

ここね:高校は誰も知ってる人がいないところにしようと思って、家から1時間半くらいかかる高校に行ったんです。そしたら楽になりましたね。

 

──高校にはおもしろい人がいた?

 

ここね:軽音部の説明会に行った時に話しかけてくれた子がいて。その子がめちゃめちゃおもしろくて、初めてこんなおもしろい人に出会ったなって思いました。別にげらげら笑う感じではなかったんですけど、何気ないことで話が進んだことが初めてで。その日の帰りとかすごいハッピーでした。こんな楽しい人がいるんだって。

 

──高校に入ったら軽音部に入ろうと思っていたんですか?

 

ここね:思っていました。最初は、顧問の先生に決められて、先輩2人と同い年の女の子の4人で組まされました。私はギター・ヴォーカルで、先輩が決めた椎名林檎とか相対性理論とかの曲をひたすらやっていました。

 

──学校生活はどうだった?

 

ここね : やっぱりクラスには全然馴染めなかったです。友だちもクラスにはいなかったから、部活に行くために毎日学校に行っていました。

 

──憧れとか好きなアイドルはいなかった?

 

ここね:憧れはそんなになかったんですけど、高校2年生の時にTwitterのタイムラインで見た、しらいちゃんがかわいいなと思って。それで地下アイドルを知りました。でも幅を広く知ろうという気持ちがなかったので、じゅじゅさんしか聴かなかったです。あと、BPM15Qさんとか2人組がかわいいなと思って聴いていました。

 

──自分がアイドル活動をするとは思っていなかった?

 

ここね:表に出る仕事はずっとしたいと思っていたんですけど、オーディションは受けていなくて。いつかなれるかなみたいに、ちょっと甘い感じで思っていました。

 

──そうしてはじまったSAKA-SAMAですけど、お披露目に至るまで、メンバーの変動がけっこうありましたよね。

 

ここね:そうですね。最初は今いるメンバーが1人もいなくて、私とあと3人いて。でもその4人の時も楽しかったです。

 

──最初はどんな雰囲気だったの?

 

ここね:プレ・デビューはその4人でやったんですけど、まだ曲がなくてカヴァー2曲で出て。やる気はみんなあったと思います。

 

──初めて立ったステージのことは覚えている?

 

ここね:はい。緊張はしなくて。告知ないでいきなり出たので誰にも知られてないし、Twitterのアカウントもまだなかったからおもしろいなって。楽しかった。

 

──初めてもらったオリジナル曲は何だったの?

 

ここね:ステージで初めてやったのは「夏休み縦断の恋」。初めてメンバーと会った時にいきなりレコーディングしたのが「イッツ SAKA-SAMAワールド」っていう曲で、その場で作り上げてく感じだったんです。楽しい雰囲気で、のほほーんっとみんなで笑いながらレコーディングしていたんですけど、練習だと思っていたらそれが本番で。今ので大丈夫なんですか? って感じだったんですけど、終わった後レコーディングしたやつを後々聴いたら、笑い声とか入っててすごい楽しい曲になっていて。すごく好きですね。

 

──自分がアイドルになる以上、こうなりたいなとかっていうのはなかったの?

 

ここね:あんまり。でも、チェキが憧れで、チェキを撮られる側になるのがすごいドキドキしていました。こんな私と写真を撮るために来てくれたり、私の名前を呼んでくれる人がいるんだなって。

 

──名前の由来を聞きたいんですけど、読み方は「すずき」?

 

ここね:はい、「すずき」です(笑)。

 

──どうしてこの名前にしたの?

 

ここね:お寿司が好きなんですけど、寿司っていう言葉がかわいいなと思って。どうしても寿っていう字をどこかで使いたかったんです。いろんなパターンを考えたら、普通の人の苗字に聴こえる感じがおもしろいなと思ってつけました(笑)。

 

──本名がすずきっていう訳じゃないんだ(笑)。

 

ここね:全然違います(笑)。

 

──あははは。ここねは本名?

 

ここね:いや、全く違う(笑)。「アイカツ」のキャラクターの名前なんですけど、1番好きなキャラクターとは違う名前にしました。もし1番好きなキャラクターの名前を言うタイミングがあったら一瞬でバレるじゃんと思って、2番目に好きな子にしました(笑)。

 

──(笑)。「アイカツ」が好きなんですね。

 

ここね:オタク的な感じというより、小学生の気持ちで好きなんです。グッズを集めたいとかじゃなくて、ただアニメを毎週観るのが楽しみ。女の子の日常が好きで、女の子同士の友情とかが好き。「プリキュア」も観ているんですけど、普通の日常のところが一番おもしろくて、戦いはそんなに興味ないんです(笑)。

 

──「けいおん」なんかも好きなんじゃないですか?  卒業シーンであずにゃんが泣くシーンとかうるっときますよね(笑)。

 

ここね:はい(笑)。私、ドラマとか映画とか全く泣けないタイプなんですけど、あずにゃんが泣くところで初めて泣きました。何も起きないけどそれが楽しいです。

 

──そういう意味でいえば、SAKA-SAMAで活動するっていうのは非日常的だと思うんですけど、1年ちょっとやってきた中で1番印象的なことはなんでしょう?

 

ここね:2017年最後にやった1230日のライヴが1番ライヴをしたぞっていう気持ちになりました。

 

──他のライヴと何が違ったんでしょう。

 

ここね:それまでメンバーがずっと安定しなくて。1224日にO’CHAWANZさんと兼任してくれていた、しゅがしゅららちゃんが抜けて、新メンバーの猫田えねちゃんが入ったんです。24日にららちゃんの卒業ライヴをして、メンバーがいないって感覚が分かって。いるってすごいことなんだなと思って。30日に新曲も増えて、その4人で頑張れるなと思えたライヴでした。

 

──そのライヴで、317日(土)にO-nest1stワンマン・ライヴ「イッツ SAKA-SAMAワールド」の開催もメンバーに内緒で発表されました。どんな気持ちでしたか?

 

ここね:すごくびっくりしました。そのちょっと前に、Twitterで「ワンマンしたいな」ってつぶやいていたから、運営さんも絶対ドキドキしただろうなと思って。いつかワンマンができる時が来るだろうと思っていたけど、その時に発表されるとは思っていなかったから、すごくびっくりしました。ずっとオタクの人に「ワンマン、そろそろできるんじゃない?」「曲も増えたし、できるよ、早くやろうよ」って言われていて。そんな簡単にできるもんじゃないよと思っていたから嬉しかったです。

 

──年末に行われた「南波一海のアイドル三十六房 年忘れ!R-グランプリ 2017!」で大賞をとったり、SAKA-SAMAで頑張ってきたことが実を結んでる感じがしますよね。

 

ここね:そうですね、本当にありがたいことです。

 

──SAKA-SAMAの中で1番好きな曲を挙げるとしたら?

 

ここね:228日にリリースされる1stマキシシングル『夢のはてまでも』に収録される「ネズミの生活」が好きです。カントリーを今まで聴いたことがなかったから、すごいわくわくしたし歌詞もすごい共感できて歌うの楽しいです。

 

──2017年がいい形で終わって、2018年はリリースとワンマンも決まっています。SAKA-SAMAとしての2018年の抱負を教えてください。

 

ここね:今のメンバーでいること。すごい底辺な感じの目標かもしれないけど、今のメンバーで着々と進んで、いろいろできることを増やしていきたいです。

 

(聞き手:西澤裕郎)